有料老人ホーム選びのチェックポイント. サービス・費用など

有料老人ホーム選びのチェックポイント

入居金

入居金とは、施設に入居が決まり契約を交わす際に発生する金額のことで、ホームによって、「終身利用権」「入居保証金」「前払い分施設利用料」などと呼ばれています。入居金は一般に償却期間が設けてありますが、その期間、入居時に償却される割合は各ホームさまざまです。中には契約時に100%償却される場合もありますので、十分な確認が必要です。

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月額費用

月額費用には概ね食費、管理費、介護にかかる費用などが含まれますが、内訳とされるものは各ホームさまざまです。例えば、水道光熱費を月額費用に含むホームと別途徴収するホームがあります。介護保険利用料の1割負担額は別途費用として徴収するホームが多数を占めますが、一部のホームでは月額費用に含んでいます。さらに、自立の方は介護保険が利用できないとの理由で、別途サポート費として料金を徴収する施設もあります。

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共用施設・専有設備

高齢者の方が、安心して楽しく自分らしく暮らす為の「箱」、それが有料老人ホームのハードの部分である共用施設、専有設備です。危険防止の配慮はあるかという「安全性」、十分なサービスのための「機能性」、居心地が良いかという「居住性」の3つの観点から確認することが重要です。

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医療体制

どの有料老人ホームもいくつかの病院と提携関係、協力関係を結んでいます。そこで提供されるサービスは、健康相談、定期診断、訪問診療、予防接種、緊急時対応などです。リハビリ提供を行っていることもあります。高齢者の方は持病がある方も多く,常に薬の処方が必要なこともあります。入居予定者の方に必要な診療科目があるかどうか、ない場合はどのように対処してもらえるか等の確認は最低限必要です。

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介護サービス

介護サービスは、快適な毎日を送るための身体的なサポートです。入浴、排泄介助(トイレへの誘導やおむつ交換など)、みだしなみ、着替えの介助などがあります。入浴の頻度、時間外の入浴は可能か、その場合の料金発生の有無、機械浴やリフト浴の有無も確認ポイントとなります。排泄介助、みだしなみ、着替えの介助などは介護スタッフに余裕がないと、必要なサポートを提供できません。どんな体制で、どんな理念で介護をしているのかを聞いてみることも1つの方法です。

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食事サービス

毎回の食事を2~3種類から選ぶことができたり、温かいものを匂いと共に届けられるよう配膳したり、季節を感じるメニューを取り入れたりと、ホームによってさまざまな工夫をこらしています。また、胃ろうやきざみ食、ミキサー食など嚥下能力別加工サービスの料金の有無、病気対応食の料金の有無なども、必要に応じて確認が必要です。

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生活全般・家事サービス

居室の清掃や洗濯、リネンの交換、買い物代行、郵便物・配達物の受付・管理などで、快適な毎日を送るための環境を整えるサービスです。居室の清掃は、介護スタッフが行うホームと専任スタッフを雇っているホームがあります。また、トイレやお風呂など共用部分の清掃は感染症対策にもつながりますので、清潔さというのはとても大切な点です。洗濯サービスの頻度やクリーニングなどの料金の有無も確認しておきましょう。

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リハビリテーション

リハビリには、身体リハビリ、生活リハビリ、言語リハビリの3種類があり、それぞれ理学療法士、作業療法士、言語聴覚士が専門家としてリハビリテーションを行います。ホームでは、それぞれの専門スタッフが専任として常駐している場合と、提携医療機関から派遣している場合があります。入居者ひとりひとりにあったプログラムを組んでいるか、具体的にどんな方法で行っているかを確認しましょう。

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認知症ケア

さまざまな方面から認知症についての研究がされてはいますが、まだ確立されているわけではなく、手探りの状態でケアを行っているところがほとんどです。このことを踏まえて、認知症ケアについてのポイントは「経験」にあると言えます。今実際に認知症の方が入居しているか、今までに経験はあるか、ケアの経験のある認知症方の度合いはどの程度か、認知症ケアについての勉強会やセミナーに積極的に参加しているかなどを聞いてみましょう。

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イベント・サークル活動

楽しい雰囲気が全体的に感じるところは、イベントやサークル活動が盛んなところが多いというのも事実です。しかし、そういう交流が苦手な方もいらっしゃいます。そのような活動が強制になってしまうと楽しさが苦しさに変わることもありえます。その方にあった参加方法が選べるしくみになってるかどうかも確認が必要です。

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ホームの雰囲気

ホームの雰囲気は、建物とそのホームにいる人たち(入居者、介護スタッフ、施設長など)が作り出すものですが、より影響力が大きいのは人が作り出す部分です。入居者の方が穏やかに笑顔で毎日を過ごされていれば自ずと暖かい雰囲気に包まれますし、その逆もあります。それは、ホームに見学に行ったときに少なからずわかるものです。自分が感じた雰囲気が何から来るものなのか、注意深く観察をしましょう。

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情報開示・経営状況

納得のいく契約をするためには、できる限りの情報を集めることが鍵となります。ホームに対しても積極的に情報開示を求めましょう。それに対する対応の仕方で、ホームの姿勢をうかがいみることができます。事前に、入居契約書、管理規定、重要事項説明書、介護サービス等の一覧表、サービス料金表、特定施設利用契約書(介護保険)などを入手し、熟読、理解をして契約に望むことが大切です。

<経営状況>
経営状態を正確に把握することは難しいですが、財務諸表や損益計算書、貸借対照表などを見せてもらえるホームもあります。また、経営状況の判断材料のひとつとして「入居率」があります。しかし、最近は新規オープンするホームも多く競争が激しくなり、新規オープン後2年で8割の入居率を目指すというようなゆっくりとした経営計画で運営しているホームも多くなってきていますので、設立年月日と入居率を合わせての確認が必要です。

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入居者参加・苦情対応

ホームでの暮らしは、ホーム側が一方的に与えるものだけではなく、入居者がともに作っていくものです。ですので、入居してから不満が出てしまったときに入居者が言いたいことを自由に言える雰囲気があるかどうかは、そこでの暮らしの質を左右する重要なポイントです。入居者や入居者の家族の声を積極的にくみ上げるしくみがあるかどうか、日常的にコミュニケーションがとれる雰囲気を作り出しているかどうか、またトラブルがあった時の対応の仕方などを確認しましょう。

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